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マイオピン

低濃度アトロピン点眼薬「マイオピン」「リジュセアミニ」

当院では、小児期の近視進行を抑制するためにマイオピン(Myopine)および リジュセアミニ(参天製薬)を取り扱っています。 いずれも近視の進行を抑制することを目的とした点眼薬であり、 ナイトコンタクトレンズを用いた オルソケラトロジーや レッドライト治療(アイライジング) との併用も可能です。

なぜ低濃度アトロピン点眼薬が選ばれるのか?

マイオピンとリジュセアミニはいずれも、近視進行のスピードを効果的に抑えることが研究で示されています。 従来の1%アトロピン点眼では副作用が多く見られましたが、 これらの低濃度製剤は日常生活への影響を最小限にしながら効果を得られるのが特徴です。

例えば、マイオピンはシンガポール国立眼科センターで開発され、 日本でも長年使用されてきた実績があります。 一方、リジュセアミニは2025年に発売された日本初の承認薬で、 臨床試験により優れた有効性と安全性が確認され、防腐剤を含まない使い切りタイプの点眼薬です。

近視の進行を抑制することが大切な理由

子どもの近視は、眼球が楕円形に伸びる(眼軸長が伸びる)ことで生じ、 一度伸びてしまうと元に戻ることはありません。 高度近視は黄斑変性症や網膜剥離など、重度な合併症のリスクを高めます。 そのため、できるだけ早期から進行を抑える治療が重要です。

安全性

どちらの製剤も、国内外の臨床研究により高い安全性が確認されています。 調節機能や日中のまぶしさへの影響はほとんど報告されていません。 また、リジュセアミニは防腐剤を含まない設計で、長期使用にも配慮されています。

特徴

近視の進行を平均60~70%軽減すると報告されています。

日常生活に支障のある副作用はほとんどありません。

夜、就寝前に1日1回点眼するだけの簡単な治療法です。

継続することで統計的にも臨床的にも有意義な効果が確認されています。

リジュセアミニは防腐剤無添加の1回使い切りタイプで衛生的です。

リジュセアミニの選定療養について

2026年6月1日より、診療報酬改定に伴い、近視進行抑制点眼薬である「リジュセアミニ点眼液0.025%」が、選定療養(保険外併用療養費)の対象となりました。これにより、リジュセアミニによる近視進行抑制治療に必要な診察料・検査料は公的医療保険の対象となります。なお、リジュセアミニの薬剤費はこれまで通り自費負担となります。
※選定療養の対象はリジュセアミニ点眼液0.025%のみです。
※マイオピン0.01%・0.025%は、これまで通り自費診療となります。

処方と費用について

マイオピンはこれまで通り自費診療となります。リジュセアミニ点眼液0.025%は、2026年6月1日より選定療養の対象となり、診察料・検査料は公的医療保険の対象となりました。なお、リジュセアミニの薬剤費は自費でのご負担となります。

処方までの流れ

Step01

まずは、当院までご相談ください。

Step02

お子様の視力や目の状態を検査・診察します。

Step03

診察後、ご希望の方のみ初回処方します。

Step04

1ヶ月後に目の状態をチェック(要受診)

Step05

1~3ヶ月毎に再診察(検査)

マイオピン

※2回目以降は一度に4本まで処方可能です。

診察費

2,200円(税込)

マイオピン0.01%

1本 3,850円(税込)

マイオピン0.025%

1本 4,620円(税込)

リジュセアミニ

※2回目以降は一度に4箱(4ヶ月)まで処方可能です。 ※マイオピンを使用していた方でも、初めてリジュセアミニを処方する際は診察費が必要です。

診察費

3,300円(税込)

点眼処方料

1,100円(税込)

リジュセアミニ点眼液0.025%

4,380円/一包装:30日分(税込)

ロートクリアビジョンジュニアEX

1箱30粒(1ヶ月分)

3,240円(税込)

【原理】 サフランやクチナシ由来の天然色素成分クロセチンのサプリメントで、近視抑制遺伝子EGRlを活性化します。近視化で生じる眼軸延長や脈絡膜非薄化を抑制します。 【利点】 眼軸長14%、屈折度数20%の近視進行抑制します(6M)。眼鏡や他の抑制方法と併用可能で、受付で購入可能です。 【欠点】 裸眼視力は上がりません。 ご注意:ネット購入できるクリアビジョンジュニア(当院で扱うEXとは別物)は、クロセチン配合量がかなり少ないので効果不明です。

ご注意

これらの点眼薬は近視進行を完全に止めるものではありませんが、 継続使用することで、治療を行わない場合に比べ進行を大幅に抑制できると報告されています。 マイオピンなどの自費診療と、保険診療は同日に行えない場合があります。他の症状での受診をご希望の場合は、別日の受診をお願いすることがあります。