
丁寧なカウンセリング
ICLで最も重要なのは「術後の患者さんの満足度」と言っても過言ではありません。視力はもちろん、術後の見え方や感じ方には個人差があります。
そのため、当院では患者様一人ひとりの状態や希望をしっかりと理解するための丁寧なカウンセリングを心がけています。初診から手術前、そして術後のフォローアップに至るまで、患者さんとのコミュニケーションを最優先に考えています。
カウンセリングの際には、手術の流れや期待できる結果、潜在的なリスクや合併症について詳しく説明し、患者さんの不安や疑問をしっかりと解消します。また、患者さんの生活スタイルや活動内容に合わせて、最も適切な治療プランを提案いたします。
当院の目標は、単に視力を回復するだけでなく、患者さんが安心して手術を受け、術後も快適な日常生活を送れるようサポートすることです。そのための第一歩として、丁寧なカウンセリングを実施しております。

「最新の医療機器」「熟練の医師」
「リスク管理」による安心の手術
当院のICL治療は、経験豊富で技術力の高い医師によって執刀されます。
ICL手術を実施するためには、日本眼科学会の専門医資格を持つだけでなく、特別な認定医(ライセンス)制度を通過する必要があります。この制度は、ICL手術が国内での普及を安全かつ確実に進めるために設けられたものです。当院の手術担当医は、この厳格な認定を受けています。
手術担当医は、洗練された高度な技術を持ち、繊細かつ美しい手術を実施します。そのため、当院の院長、上月は、手術担当医の執刀技術や人格を深く信頼しています。
また、当院では術前の検査機器として前眼部OCT「CASIA2」を導入しています。
当院ではICL手術のリスクを最小限にすることが可能な前眼部OCT「CASIA2」による検査を行っております。「CASIA2」は旧型の「CASIA」を更に上回る性能を誇る機器で、これにより、患者さんの眼にあった適切なレンズサイズの決定が可能なため、狭隅角や緑内障発作などのリスクを最小限にすることができます。
更に、手術の安全性をさらに高めるために、当院では「センチュリオンアクティブセントリー」という先進的な機械を使用しています。この機械により、眼圧を適切に管理することができ、手術のリスクを最小限に抑えることが可能です。
他にも、当院の手術室は感染症対策を徹底しています。最新の滅菌機器や設備を完備し、クリーンな環境の中での手術を実現しています。ICLは高い安全性が評価されている手術ですが、内眼手術としてのリスクも存在します。そのため、当院では、医師の技術だけでなく、手術環境の整備にも力を入れて、患者様に安心して手術を受けていただけるよう努力しています。

厚生省認可のICLを採用
当院のICL手術では、2022年現在、日本国内で唯一厚生労働省からの認可を得ている「STAAR Surgical」社製の「ホールICL」を使用しています。ICLの名称は「Implantable “Collamer” Lens」から来ており、このレンズは革新的なコラマー(Collamer)という素材で作られています。
コラマーは、コンタクトレンズ製造にも採用されている「HEMA(ハイドロキシエチルメタクリエート)」と「コラーゲン」を組み合わせた共重合体素材で、その特性から非常に高い生体適合性を持っています。これにより、人体に優しく、目の中での適応が非常に良好です。
この素材は柔軟性に富んでおり、目の中での破損や割れるリスクはほとんど考えられません。さらに、レンズの耐久性は人の寿命を超えるほどで、理論的には生涯にわたって使用することが可能です。もし将来、白内障手術などが必要となった場合でも、ICLレンズは容易に取り外すことができ、通常の手術が可能です。したがって、ICL手術を受けたからといって、将来的な治療の選択肢が制限されることはございません。安心して治療を受けていただけます。