流行性角結膜炎の概要
流行性角結膜炎、通称「はやり目」は、一般的に感染力の高い眼の病気です。この病気は、学校保険法により、感染した場合は学校を休む必要があります。適切な治療を行わないと、視力低下を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。


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症状

流行性角結膜炎の主な症状は、目が真っ赤になり、ひどい目ヤニが出ることです。
特に朝起きた際には、目ヤニが大量に出て、拭いても拭いても止まらないことがあります。このような症状が現れた場合は、早急に眼科を受診することが重要です。
感染経路

この病気の原因となるのは、主にアデノウイルスです。感染は、他の人の目から自身の目にウイルスが移ることによって起こります。人は無意識のうちに目を触ることが多く、これが感染のリスクを高めます。
また、ドアノブや電車のつり革など、公共の場で触れるものを介しても感染する可能性があります。

診断と検査方法
流行性角結膜炎の診断は、主に臨床診断によります。
目が赤くなり、目ヤニが出て、片方の目から始まってもう一方に感染した場合、医師は流行性角結膜炎と判断することができます。
さらに、スリットランプを使用して眼の状態を確認し、必要に応じてアデノウイルスの検査を行います。

治療方法
流行性角結膜炎に対する特効薬は存在しないため、基本的には経過観察となります。

しかし、二次感染を防ぐために抗菌目薬やステロイドを処方することがあります。
ステロイドは角膜の混濁を防ぐために用いられることが多いです。
予防策
流行性角結膜炎の予防には、感染者との接触を避けることが最も重要です。
具体的には、タオルや洗面器の共有を避け、手洗いを徹底することが推奨されます。また、目を無意識に触らないようにする意識も大切です。
学校や仕事への影響
流行性角結膜炎に感染すると、一般的に2週間ほど学校を休む必要があります。これは学校保険法によって定められているため、他の人に感染を広げないためにも重要です。職場での感染が広がることもあるため、注意が必要です。
結論

流行性角結膜炎は、非常に感染力が高い病気です。目が赤くなり、目ヤニが出ている場合は、できるだけ早く眼科を受診することが大切です。適切な治療を受けずに放置すると、角膜の混濁や視力低下を引き起こす可能性があるため、早期の対応が重要です。
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