経堂こうづき眼科ではデュピルマブ(デュピクセント®)による結膜炎の治療を積極的に行っております。
デュピルマブ(商品名:デュピクセント®)は、アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因をブロックする注射薬で、中等度〜重症アトピー性皮膚炎の方に使用されます。
早い時期から痒みが治まり、皮膚の状態が良くなる方も多いため、画期的な治療法とされています。
他のアトピー治療薬に比べて副作用は少ないとされていますが、アレルギー性結膜炎(デュピルマブ関連結膜炎)が起こる場合があることが報告されています。
デュピルマブ(デュピクセント®)は眼を守るムチンを減らす作用があるため、バリア機能が低下し、結果として結膜炎になりやすいとされています。
点眼により改善されることの多い症状です。ただし、副作用治療前に眼周辺を掻いたり叩いたりすることで悪化するため、なるべく早くかかりつけの皮膚科に相談し、当院や近隣の眼科の診察を受けるようにしましょう。
経堂こうづき眼科では、デュピルマブ関連結膜炎に対して抗アレルギー点眼などの処方による治療を行っております。お気軽にご相談ください。